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剃刀の刃のように、極めて極めて、 ジャクソン・ポロック

近代美術館で、「ジャクソン・ポロック展」やってました。生誕100年、日本初のポロック回顧展なんですね。
polloc pic 

日曜の昼に行ったんですけれど、結構空いてました、ゆっくり見れた。それにそんなに多くないんですよ、ゆっくり見るにはちょうど良い位。久しぶりの近代美術館、広いし、でも、併設のクィーンアリス アクアは閉店でした、景気悪いのね。皇居のお堀が見えて、良いところだったんだけれど。

ポロックって言うと、上のアクションペインティングの絵しか浮かばなかったんですけれど、初期の絵から見れて、そこは面白かったかな、でもやっぱり価値あるのは、50年ころの、上の絵の頃の作品。

床にキャンバスを置いて描く。上下も左右もなし、ただの軌跡。それが精神の軌跡に昇華した、それがポロックの絵なんだと思う。
知らんかったのだけれど、その描画法って、ピカソへの対抗意識から生まれたとか。アメリカが世界の中心へと向かう、そんな時代の流れから生まれた。

でも、危ういんだよね、特に晩年と言われる、黒が基調になった頃から、なんか行き詰まりと言うか、切迫感が異様に強い。息苦しいかな。
まあ、その後、止めていたアルコールに手を出して、自動車事故で亡くなってしまう。

そんな事を言っても仕様がないのかもしれないけれど、もし、ポロックがもっと歴史のある国にいたら、その悲劇はどうだったのかな? って思った。もしルーブルがあって、絵と会話できたら、なんて無意味なんだけれど、行き詰った時に、そんな事をすると、なんとなく先に行けるような気もする。
それはそれとして、一つの軌跡しか残せないのが表現者だし、そういう意味でアメリカの光と影を背負ったような表現者として、凄い、と言うのは簡単だけれど、なんかそれもつら過ぎるように思う。

こんな不景気な時代に、確かに文化とか、飯の種にもならんし、まあ、無駄な補助金だとか詰らないもんが沢山あるのも事実だけれど、美術館とか文化とか歴史ってのも、本当につらい人間には、何か支えに成る様な気もしました。
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