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ジョン・フォード『静かなる男』『駅馬車』

久しぶりにフォードの映画を見ました。監督生誕120周年記念、デジタルリマスター版。

男の世界なんだよねえ。友情、恋愛、連帯、喧嘩に和解。幸福と言うものが、静かにその根っこにしっかりと生えている世界。

フォード監督はハリウッド映画の創世記から映画に携わり、グリフィス『国民の創生』ではエキストラだったとか。

『静かなる男』ストーリー的には、ええなんで?って言う展開です。

主人公のJ・ウエインが金に煩いモーリン・オハラと本当の夫婦?になるまでを様々なエピソードとともに叙情豊かに歌い上げた作品かな。

良い人ばかりの町だし。喧嘩に、賭け事。競馬レース。釣り。3時間も4時間も遅れる蒸気機関車。金持ちの未亡人に。小うるさいモーリン・オハラの兄。

でも最初に、故郷に戻って来たJ・ウエインが羊飼いのモーリン・オハラを見初めるシーンとか、競馬レースで馬が走って来る様子を俯瞰で捉えるシーンとか、フォードはただ単に何気なく、まさしく自然に撮ってるだけなんだろうけれど、映画だけが持つ「広がり」を感じる。演劇ではあの「広さ」は不可能だし、絵画・写真で「動き」は真似できない。

『駅馬車』これは1939年の映画、『風と共に去りぬ』と同じ年かな。
フォードは無声映画からの監督だから、画面だけで会話させる方法を血のように持っている。今見ると、ちょっと不思議な「間」を感じたりもするが。

「見る」だけで、すべてが伝わって来る。現金を横領して逃げようとする銀行の頭取を最初に捉えたシーンで、ニヤリと笑うショットが挿入されると、それだけで、こいつは悪人かとなる。



フォードの映画には、そう言う奇跡的な場がちりばめられている。
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