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明滅する「黒」 木の葉天目茶碗 

サントリー美術館が、赤坂見附から、六本木のミッドタウンに移ってからもう5年位たったりして、でもはじめてのミッドタウン、サントリー美術館でした。「大阪市立東洋陶磁美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美」展。

大阪の東洋陶磁美術館の引っ越し展示ってな感じ。目玉は、国宝「飛青磁花生」、「油滴天目茶碗」かな。まあ、でも重要文化財の「木の葉天目」に目が行った訳です。
konoha tennmoku 1

葉っぱの葉脈の模様。偶然かな? でも偶然にしてははっきりし過ぎてるし、描いた? うーん? 家に帰ってから調べたら、釉薬の上に葉っぱをのせて焼くと、木の葉が釉薬の役割を果たして、あの紋様が出るのだそうです。実際の「葉っぱ」だった訳。

このお茶碗、形がモダンなんですよね。口の開いた平碗型で、そのバランスが良い。それに「黒」。南宋の時代の一品なので、その黒が、開放的でかつダイナミック。日本の瀬戸黒や、その後の長次郎の奥行きのある「闇」を連想させるような黒ではなく、どこまでも拡がっていくような、陽性の「黒」。
konoha tennmoku 2
ただねえ。これはどうも「葉っぱ」が邪魔のような気がする。あまりにリアルにそこに浮かんでいるような「葉」。もちろん技術としては、それは至難の業なのかもしれないけれど、もしこの葉っぱが無かったら。創成期の宇宙のように一瞬の内に明滅する活力に満ちた「黒」だけの世界が広がったようにも思う。
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